うちは、息子が2人、2人とも3ヶ月前はニートだったけど、7月と9月にあいついで就職、次の世代へバトンタッチできそうだけど、娘がいない。娘を持つ母親はどんな思いを抱いているの?

スーミンは先週末、地方役場の親父達とイッパイやったのだけれど、彼らがしみじみ言うのには、「ここ10年くらい役場のなかがぎすぎすしてきたなあ」というもの。弱いものいじめなどが横行しているみたい。
夕方5時になると帰宅するのどかな職場だと思っていたのになあ。


話題転じて、ずっと言いたかったことがあって、わたし今日まで仕事をしてきて、それこそ趣味とか主婦ランチなどほとんどする時間がなかった。
よく聞くのだけれど「亭主が職場で汗を流しているあいだ、奥様は優雅に主婦ランチでお喋りしていた」というもの。
このもんきり型の専業主婦批判に、わたしはずっと違和感があった。
怠惰な一部の主婦とか、主婦のゆとりある時間をことさらとりあげて批判することは、家庭のなかでゆったり生きている存在の「ゆとり効果」までつぶしてしまうのではないかと。


彼女達から教わることは、この年になってみて、あらためて気づかされることばかり。地域の病院とか、お店の口コミ情報、これがじつに的確! ときにケーキを焼いてきて喜ばせてくれたり・・・ゆとりがどれほど家庭と地域を潤してくれているか、まざまざと実感するのです。


無駄なような時間こそ、人のゆとりを育むビタミン剤だったと、ね。

スーミンの夫は、某自動車会社系のサラリーマンなんだけど、いやー、見事に家にいませんでしたね。
リタイアを控えている今日だって休日出勤っス。
これって、マンジュラさん、外国の女性じゃもろ離婚でしょうが。
この不満が「わたしの人生を返して」なんて熟年離婚へとつながるのでしょうね。


おっと、ここでは子供の話題だった。
わたし、この25年間、「娘でよかった」と密かに思っていたのは、まさにそこなのよ。
息子を持っている親は大変だろうなあ、父親不在のツケはどこかで噴出してくるぞ、と案じていたら案の定だもの。


団塊世代の兄を例にとりますと、父親とちゃんと男同士の交流をしていた。
わが家は、商家をたたみ、父は40代半ばで会社務めをスタートさせたのだけれど、息子と釣りに行ったり、夕方には縁台将棋をするとご近所の人が混ざったり、息子はそうして父親の生き方や考え方、ひとつき合いなどを学んでいた。つまり、父親を通して社会を見ていたんだよね
昭和30年から40年代の地方都市の風景ですが、やがて母親がパートで働きだすと、家は空っぽ。こんどは娘のしつけが疎かになり、電車で化粧するお嬢さんが現れたりする。


これは、荒れ果てた今の時代の大きな原因、根っこでしょ、今だってあまり変わってないもの。
仕事のあり方を見直すことは、だから最重要課題、私だって何度グレそうになったかわからないもの。

このブログに参加しているメンバー4人のうち、うっちは長男がフリーター、次男が同棲?くうの息子・娘はまともだけど、姉の子供2人がフリーター、すうの娘は転職予備軍、らっきの息子二人はニートという惨状だろ。フリーター/ニート発生率75%というところだ。

でもこれって当然。団塊の世代は「いい学校、いい会社、いい家庭」モデルを目指していたわけだ。親が安定を求めてるんだから、リスクなんかとる息子・娘にならないよ。俺の祖父さんは明治時代単身カリフォルニアに渡って皿洗い、クリーニングで苦労した。夢もあったろうがリスクもとったんじゃろ。

わたしは祖父さんのそのころを思うと涙が出ることがある。胸がわくわくする。新大陸に夢を求めたんじゃろ。「いい学校、いい会社、いい家庭」の団塊サラリーマンモデルの背中を見て、息子・娘はリスクをとろうとしない。当たり前でしょ。リスクから逃げようとするわが子を見て、俺が悪かったんだなと思うぜよ。

くうさんとやら、違うんでしょ、団塊は子育てに失敗してないんでしょ。あんたは子育てに成功した、私は失敗した、どこが違ってたんやろ。

スーミンは、先週、3歳違いの姉と旅行してたんだけど、そう、姉の還暦を祝ってのプレゼントでして。


この姉、いろいろ事情があって、途中で「母子家庭」になって、いわゆるおんな手ひとつでふたりの子供を育てたシッカリ者なのです。
まわりの皆が私に面と向かっていいます。賢姉と愚妹だねって。ほんとそう、認めざるをえないっス。


ねえ、らっき、姉のひとり息子であるこの甥っ子は、わたしの自慢なんですよ。
母を思いやって、「ぼく、勉強好きじゃないから」と進学を諦め、高卒で働きはじめてね、職場でであった可愛い女性とすぐに恋におちて結婚して、いまや2児のパパ、一軒屋まで建てちゃった。そして、そして母親思いの孝行息子なんですよ。

片やわが娘は親孝行なんて言葉はてんであさってなんスよねえ。昨日も「旅行みやげ届いた?」って電話したら、「あ、ゴメン、仕事忙しくて忘れてた」ですと!


旅行中思いましたね愚妹は。

親が苦労する背中を見ていて、辛抱を知ってる子供ってさ、時代を超えて、キチンと育っていくんだなあって。わが家は仕事中毒の夫で、ほとんど「母子家庭状態」だったけど、いろいろ足りすぎたか?
そういや、受験勉強する娘に、家の手伝いをさせなかったなあ。その同じころ、甥っ子は、新聞配達をして母親を支えていたっけ。

らっきで〜す

頭の痛い問題になっている我が家の2人のニート達がようやく試験を受け始めた。3月の卒業から2ヶ月かかった。その間私は一切何も言わなかった。親が出てろくなことはない。

良く考えてみてよ、40年前就職するとき親に相談したか。私は一切しなかった。決まって、「IBMに決まった」と伝えた時の両親の喜びようはほんとうに相好を崩すという感じであった。

大人である親に頼らず就職を決めてようやく一人前になったような錯覚を抱いたものだ。まあ、大人になる一歩だったことは事実だろう。

「ここで親が就職の面倒を見ては、また親離れできない」と心を鬼にして知らんぷりした。「3月末に就職が決まってなければ家を出てけ」と宣言し、女房に「そうなったら私が出て行きます」と意外な反撃を食らい、ぬかるみに入り込んでいた。

その後、引きこもりながらも学校の就職課にいき、NSビルの合同説明会にいき、エントリーシートを書き、アドバイザーのアドバイスによりいくつか中小企業の説明会に紹介され、試験を受けて、面接までたどりついた。

理由はわからないけど、自力で職を探しているのは、うれしいね。

スーミンです  2年にわたる就活のすえに、やっと正社員で働きだした、我が家のひとり娘・・・親には黙ってるけど、転職を考えてるみたいなんだよね。

さんざん親に心配かけたんで、こっそり試験なんか受けているみたいだよ。

なぜ、彼女が転職を考えているかっていうと、出版系の会社なんだけれど、本を出すにさいして、編集を下請けに丸投げしたりして、彼女が望んでいる、編集者のイメージとまるで異なるせいらしい。

たしかに、どの業界も、じっくり人を育ててっていうより即戦力と効率だもん。
団塊でリタイアしていく、編集の職人たちよ、どうか、志ある若者にその経験を伝授してくだされー!