スーミンは先週末、地方役場の親父達とイッパイやったのだけれど、彼らがしみじみ言うのには、「ここ10年くらい役場のなかがぎすぎすしてきたなあ」というもの。弱いものいじめなどが横行しているみたい。
夕方5時になると帰宅するのどかな職場だと思っていたのになあ。


話題転じて、ずっと言いたかったことがあって、わたし今日まで仕事をしてきて、それこそ趣味とか主婦ランチなどほとんどする時間がなかった。
よく聞くのだけれど「亭主が職場で汗を流しているあいだ、奥様は優雅に主婦ランチでお喋りしていた」というもの。
このもんきり型の専業主婦批判に、わたしはずっと違和感があった。
怠惰な一部の主婦とか、主婦のゆとりある時間をことさらとりあげて批判することは、家庭のなかでゆったり生きている存在の「ゆとり効果」までつぶしてしまうのではないかと。


彼女達から教わることは、この年になってみて、あらためて気づかされることばかり。地域の病院とか、お店の口コミ情報、これがじつに的確! ときにケーキを焼いてきて喜ばせてくれたり・・・ゆとりがどれほど家庭と地域を潤してくれているか、まざまざと実感するのです。


無駄なような時間こそ、人のゆとりを育むビタミン剤だったと、ね。