らっきで〜す

頭の痛い問題になっている我が家の2人のニート達がようやく試験を受け始めた。3月の卒業から2ヶ月かかった。その間私は一切何も言わなかった。親が出てろくなことはない。

良く考えてみてよ、40年前就職するとき親に相談したか。私は一切しなかった。決まって、「IBMに決まった」と伝えた時の両親の喜びようはほんとうに相好を崩すという感じであった。

大人である親に頼らず就職を決めてようやく一人前になったような錯覚を抱いたものだ。まあ、大人になる一歩だったことは事実だろう。

「ここで親が就職の面倒を見ては、また親離れできない」と心を鬼にして知らんぷりした。「3月末に就職が決まってなければ家を出てけ」と宣言し、女房に「そうなったら私が出て行きます」と意外な反撃を食らい、ぬかるみに入り込んでいた。

その後、引きこもりながらも学校の就職課にいき、NSビルの合同説明会にいき、エントリーシートを書き、アドバイザーのアドバイスによりいくつか中小企業の説明会に紹介され、試験を受けて、面接までたどりついた。

理由はわからないけど、自力で職を探しているのは、うれしいね。