スーミンの夫は、某自動車会社系のサラリーマンなんだけど、いやー、見事に家にいませんでしたね。
リタイアを控えている今日だって休日出勤っス。
これって、マンジュラさん、外国の女性じゃもろ離婚でしょうが。
この不満が「わたしの人生を返して」なんて熟年離婚へとつながるのでしょうね。


おっと、ここでは子供の話題だった。
わたし、この25年間、「娘でよかった」と密かに思っていたのは、まさにそこなのよ。
息子を持っている親は大変だろうなあ、父親不在のツケはどこかで噴出してくるぞ、と案じていたら案の定だもの。


団塊世代の兄を例にとりますと、父親とちゃんと男同士の交流をしていた。
わが家は、商家をたたみ、父は40代半ばで会社務めをスタートさせたのだけれど、息子と釣りに行ったり、夕方には縁台将棋をするとご近所の人が混ざったり、息子はそうして父親の生き方や考え方、ひとつき合いなどを学んでいた。つまり、父親を通して社会を見ていたんだよね
昭和30年から40年代の地方都市の風景ですが、やがて母親がパートで働きだすと、家は空っぽ。こんどは娘のしつけが疎かになり、電車で化粧するお嬢さんが現れたりする。


これは、荒れ果てた今の時代の大きな原因、根っこでしょ、今だってあまり変わってないもの。
仕事のあり方を見直すことは、だから最重要課題、私だって何度グレそうになったかわからないもの。